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研修のアイスブレイクはクイズで!作成方法と効果的な導入法とは?

公開日:2024年07⽉13⽇最終更新日:2024年07⽉13⽇

研修のアイスブレイクはクイズで!作成方法と効果的な導入法とは?

研修にクイズを導入する企業が増えています。学習そのものをクイズで進める方法もあるのですが、アイスブレイクにクイズを活用することにもさまざまなメリットがあります。

 

この記事では、研修のアイスブレイクにクイズを活用する方法についてまとめます。以下の点を具体的に解説していきます。

 

・クイズ形式のアイスブレイク

・クイズの作成方法

・効果的な導入法

・クイズを通じたコミュニケーション

 

研修の企画担当者の方は参考にしてみてください。

研修のアイスブレイクはクイズで

初めに、研修のアイスブレイクをクイズ形式にすることについて解説します。以下の側面から解説します。

 

・アイスブレイクの必要性

・アイスブレイクがもたらす効果

・クイズ形式のアイスブレイク

・クイズを選ぶ理由

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

アイスブレイクの必要性

アイスブレイクは、新たな場や研修の序盤で参加者間の緊張を和らげ、相互理解を深めるための手法です。特に組織内の新メンバーや異なる部署・職種の人間が集まる場では、未知の人々との関係性構築に緊張と不安を感じることがあります。ここでアイスブレイクが重要となります。

 

アイスブレイクは、一人ひとりが自分自身を表現し他者を理解しようという意識を醸成します。これにより相互理解を深めることでチームワークを高め、双方向のコミュニケーションを促進します。

 

 

 

アイスブレイクがもたらす効果

アイスブレイク活動は、参加者間のコミュニケーションを活性化させ、積極的な参加意欲を引き出す役割を果たします。一見、遊びのように見えるアイスブレイクですが、実は効果的な学びの場を作り出すための重要な手段です。

 

まず参加者間の壁を低くすることで自由な意見交換や討論が可能となります。これが、新たな視点やアイデアを生み出し創造性や問題解決能力を向上させる基盤となります。

 

また参加者がグループ内で自己紹介を行い他者を理解するプロセスによって、チームワークを強化することが可能です。これは、共同作業やプロジェクト活動において、パフォーマンスを向上させる要素となります。

 

さらにアイスブレイク活動は参加者の緊張を和らげ、リラックスした雰囲気を作り出します。この楽しい雰囲気は、参加者が積極的に発言し自身の意見や感情を表現しやすくさせる効果があります。

 

このように、アイスブレイクは表面的なコミュニケーションの活性化だけでなく深層的な学びや成長の機会を創出する可能性を秘めています。

 

 

 

クイズ形式のアイスブレイク

クイズ形式のアイスブレイクは、参加者の興味を引き、関心を喚起する効果があります。問題を解答する過程で、参加者は頭を使い、思考を活発にします。

 

さらに正解が出たときの達成感は参加者のモチベーションを高め、研修に積極的な姿勢を促します。またクイズは団体でも個人でも楽しむことができ、参加者間のコミュニケーションを促進します。

 

 

 

クイズを選ぶ理由

クイズを選ぶ理由は複数あります。まず相手の知識をチェックするための手段として有効です。研修に際して、参加者が持っている基礎知識のレベルを確認することでその後の研修内容の調整等に役立ちます。

 

次に参加者が積極的に関与できる点も大きなメリットです。クイズはただ聞くだけでなく自分自身で考えて答えることから、自発的な参加意識を喚起します。

 

さらにクイズ形式は楽しみながら学べるため、参加者のモチベーション維持に役立ちます。

 

 

 

 

クイズの作成方法

次に、クイズの作成方法についてまとめます。以下の側面から解説します。

 

・ターゲットに合わせたクイズ作成

・クイズの難易度設定

・クイズの形式と種類

・テーマに沿ったクイズ例

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

ターゲットに合わせたクイズ作成

アイスブレイクのクイズ作成時には、ターゲットとされる参加者の背景や関心事を理解しましょう。

 

たとえばITエンジニアの研修であれば、プログラミング関連のクイズが適切で、その知識レベルを考慮した問題設定が求められます。一方で、新入社員向けの研修では、趣味や映画、音楽など身近なトピックを取り入れたクイズが有効です。

 

尚、クイズ内容があまりに特定の人に偏らないよう配慮することが大切となります。これにより全員が楽しみながら参加でき、コミュニケーションの円滑化を図ることが可能です。

 

 

 

クイズの難易度設定

クイズの難易度設定は、参加者の興味を引きつけつつ、適度な挑戦感を与える重要な要素です。簡単すぎると退屈させ、難しすぎると途中で投げ出す原因になります。

 

まず参加者の年齢、バックグラウンド、経験等を考慮した上で、それぞれのレベルにちょうど良い難易度を決めましょう。またトピックに関連する事前情報があるかも重要なポイントです。

 

 

 

クイズの形式と種類

クイズの形式は大きく2つあります。「選択型」 と「記述型」です。

 

選択型は、あらかじめ作成した問題から正解を選ぶ形式で、正誤が明確に判断できるため結果が即座にわかります。

 

一方、記述型は参加者が自由に回答を考える形式で、思考力や発想力を試すのに適しています。問題の種類にもバリエーションがあり、一般的な知識を問う「一般知識クイズ」、特定のテーマに関する専門的な知識を問う「テーマクイズ」、画像や音源を使って問題を出す「マルチメディアクイズ」などがあります。どの形式や種類を選ぶべきかは、参加者の属性や研修の目的によります。

 

 

 

テーマに沿ったクイズ例

テーマに沿ったクイズは、研修内容をより深く理解する助けになります。

 

たとえばIT分野の研修では、コンピューターやプログラミング関連の基本的な知識について問うクイズを作成することで、受講者がテクニカルなスキルをスムーズに習得することを支援できます。

 

またリーダーシップ研修では、有名なビジネスリーダーの言葉や行動に関するクイズを用意し、受講者がリーダーシップの具体的なアクションや考え方を学ぶきっかけを提供することが可能です。

 

最終的に、クイズは参加者が主題をより深く理解しそれを楽しみながら学ぶ良い手段となります。

 

 

 

 

効果的な導入法

次に、効果的な導入法についてまとめます。以下の点が挙げられます。

 

・用意する物と準備

・ルール説明のポイント

・チーム編成と競争要素

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

用意する物と準備

クイズのアイスブレイクを導入するための準備は、素材作成から設置までを含みます。

 

まずクイズの質問と解答を作成し、スライドやフリップチャートなどの視覚的なツールに掲示します。クイズの項目によりますが、一部のクイズでは実物を用意することが有効です。たとえばプロダクトクイズなら製品自体を示す、会社に関するクイズなら関連するアイテムを準備するなどです。

 

次にクイズの進行役を決めます。進行役は明確な発表力とリーダーシップが求められます。

 

また参加者が回答を記入するための筆記用具やメモ帳が必要な場合もあります。クイズがチーム対抗形式の場合には、チーム名を書き込むホワイトボードやフリップチャートも用意しましょう。

 

これらの準備を整え、参加者がクイズに集中できる環境を作ることが大切です。

 

 

 

ルール説明のポイント

ルール説明のポイントとしては、全ての参加者が理解できる簡潔さと明瞭さが重要です。

 

まずクイズの形式(選択肢型なのか、記述型なのか等)とルールを明確に説明します。次にどのように得点が加算されるのか、不正解時のペナルティがあるのか等を伝えることも重要です。

 

また適切なタイミングで解答時間を告知し確認を促すことで参加者を安心させます。ここでは、説明はほどほどにし実際の進行をスムーズにすることが大切です。説明が冗長だと参加者の関心を逸らしてしまいます。必要な情報だけを絞り、短時間で伝えることが鍵となります。

 

 

 

チーム編成と競争要素

クイズ形式のアイスブレイクを導入する際には、チーム編成と競争要素の取り扱いが重要な要素となります。チーム編成とは参加者を適切なチームに編成することで、これにより多様な視点や能力を活かすための組織体を形成します。たとえば経験年数、専門分野、性格の異なる人々を1つのチームにすることで幅広い視点からの解答や協力の助けを得ることが可能となります。

 

また競争要素は、参加者の緊張を解きほぐし活発な意見交換を促進します。優れたパフォーマンスを発揮しクイズに正解したチームには褒賞を設けると、参加者のモチベーション向上に役立ちます。ただし競争はあくまで「楽しみの一部」と位置付け、過度な競争意識が人間関係に悪影響を及ぼすことが無いよう配慮することが重要です。一方で競争を通じて、互いの強みや特性を理解するきっかけをつくることも可能です。

 

 

 

 

クイズを通じたコミュニケーション

最後に、クイズを通じたコミュニケーションについて解説します。以下の側面からまとめます。

 

・初対面でも使えるクイズ

・緊張を緩和するクイズ

・参加者の自己開示促進

・コミュニケーションの活性化

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

初対面でも使えるクイズ

初対面でも使えるクイズの活用は、新たなコミュニティを形成する研修の場で非常に有効です。一般的な自己紹介に比べ、クイズ形式で自己紹介することで参加者同士の印象付けがより深まります。

 

また互いに知識を共有するプロセスは新たな関係性の構築を早め、コミュニケーションの活性化につながります。たとえば自己紹介クイズとして自分の趣味や特技を質問形式で出すと、他の参加者にとっては答えを予想しながらその人のパーソナリティや個性を探る機会になるでしょう。

 

これは、新たな環境に馴染むための一歩として、また互いの理解を深めるための有効な手段となります。

 

 

 

緊張を緩和するクイズ

緊張を緩和するクイズが、アイスブレイクとしてどのような効果を発揮するのか見てみましょう。

 

人は緊張状態にあると心理的に防衛反応を起こし、新たな関係性構築や自己開示に消極的になりがちです。そんなとき、難解さや競争心を取り除いた緊張緩和型のクイズが有効です。たとえば参加者の趣味や特技を尋ねるクイズや、よく知られた一般的な情報を問うクイズなどは、緊張を和らげつつ参加者同士の相互理解を深める良いきっかけになります。

 

対話や笑いを生むクイズは、自然と会話が生まれ、リラックスした雰囲気を作り出します。さらにこのようなクイズは、適度な自己開示を促しコミュニケーションの土台を築くのにも寄与します。

 

 

 

参加者の自己開示促進

クイズ形式のアイスブレイクは参加者の自己開示を促進します。自己開示とは、自分の経験、興味、感情などを他人に伝える行為のことです。自己開示はコミュニケーションの基礎であり、信頼関係を築く上で重要な役割を果たします。

 

クイズ形式のアイスブレイクで自己開示が促進される理由は、他の参加者に対して自己紹介をすることで自己開示が自然に行われるからです。たとえば「あなたが最も得意とするスキルは何ですか?」といった質問をクイズとして出すことにより参加者は自身のスキルを他の参加者に伝えるという形で自己開示を行います。

 

 

 

コミュニケーションの活性化

クイズを通じて生まれるのが、活気あふれるコミュニケーションの活性化です。アイスブレイクのクイズが引き出す笑顔や発言が、互いの距離を自然と縮め、より深いコミュニケーションを生むきっかけとなります。

 

また共同で問題を解く過程においては、同僚や上司との新たな一面を見つける機会も生まれるでしょう。このように、様々な立場の人たちが一緒に楽しみながらクイズに取り組むことで会話が弾む環境を生み出し活気あるコミュニケーションの土壌を作り出します。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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