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研修費用の相場、価格と質のバランスの取り方を解説

公開日:2024年05⽉24⽇最終更新日:2024年05⽉24⽇

研修費用の相場、価格と質のバランスの取り方を解説

研修サービスを選ぶ際には、費用と質のバランスが重要なポイントとなります。しかし、多くの企業は研修費用の相場がわからないため、適切な価格設定が難しいと感じています。

 

この記事では、

 

1)研修費用の相場と各価格帯での研修サービスの特徴

2)研修の質やその評価方法

3)費用と質のバランスをどのように取るか

 

という3つのテーマについて解説します。研修費用の適切な設定と、そのための研修サービス選びのご参考になれば幸いです。

研修費用の相場解説

研修費用の相場は、研修の種類、内容、時間数、受講者の人数などにより大きく変動するため一概には言えませんが、おおよその相場を理解しておきましょう。

 

エンジニア研修においては、一日あたり約5万円から10万円が相場とされています。一方、ビジネススキル研修では、半日あたり2万円から5万円程度が相場となります。

 

また、講師の資質や経験、カリキュラムの内容、カスタマイズの可能性なども価格に影響してきます。これらの複合的な要素が研修費用に影響しているため、見積もりをとる際には細部まで確認することがおすすめです。

 

 

 

価格帯別の研修サービス特徴

研修サービスの価格帯別の特徴についてはおおむね以下のとおりです。一般に、価格が上がるほど期間や内容のボリュームが大きくなる、専門性が上がるといった特徴があります。

 

低価格帯 (¥50,000以下)

  • オンラインコースやウェビナー: 自習形式のオンラインコースや録画済みのウェビナーは、¥10,000から¥50,000の範囲で提供されることが多いです。内容は基礎的な知識や簡単な実践例が中心です。

 

中価格帯 (¥50,000 – ¥200,000)

  • 1日~2日のワークショップ: 集中して学べる短期間のワークショップは、¥50,000から¥200,000の範囲です。具体的なビジネス事例や実践的な演習が含まれ、講師による指導が行われます。
  • オンラインのライブセッション: インタラクティブなオンライン研修もこの価格帯に含まれます。

 

高価格帯 (¥200,000以上)

  • カスタマイズ研修: 企業のニーズに合わせたカスタマイズ研修は、¥200,000以上の費用がかかることが一般的です。期間は3日以上、場合によっては数週間にわたることもあります。
  • 企業向けコンサルティング: 企業全体のデジタルトランスフォーメーションをサポートするコンサルティング研修は、¥500,000以上の費用がかかることがあります。

 

 

 

 

研修の質を見極めるポイント

研修の質を見極めるポイントとしては、

 

① 研修内容の充実度

② 講師の経験と背景

③ プログラムのカスタマイズ性

 

この3つをもとに判断することがおすすめです。以下にそれぞれ解説していきます。

 

 

 

① 研修内容の充実度

研修内容の充実度は、研修の質を測る基準として極めて重要です。充実した研修とは、対象となる人材のスキルやニーズに対し、適切な知識と技能を伝えるプログラムを指します。

 

業界の最新トレンドや必要な技術、実際の仕事場で役立つスキルなど、幅広い領域をカバーしていることがポイントです。また、理論だけでなく、実際のビジネス場での応用を想定したロールプレイやワークショップといった実践的な学習が組み込まれていることも重視しましょう。

 

研修内容の充実度は、受講者が必要なスキルを身につけ、自信を持って業務に取り組むことができるようにするために、しっかりと見極めたいポイントです。

 

 

 

② 講師の経験と背景

研修の価値を大きく左右する要素の一つが、講師の経験と背景です。豊富な経験と専門知識を持つ講師は、最新の傾向や実例を用いて具体的かつ実践的な知識を提供することができます。

 

また、彼らの業界での経験は、受講者が直面するであろう課題を的確に理解し、その解決策を提示するためにも重要です。講師自身の実務経験やスキルが不十分だと、理論的な知識だけでなく具体的な応用能力も伝えることが難しくなります。

 

そのため、研修の質を確保するためには、講師の経験と背景についてもしっかりとチェックしましょう。

 

 

 

③ カスタマイズの可能性

研修プログラムが柔軟にカスタマイズ可能であるかどうかは、受講を判断するうえで重要なポイントです。企業特有のニーズに合わせて内容を調整できる研修サービスであれば、特定の技能強化や注力したい内容など、具体的な研修目的に合致したプログラムを組むことが可能です。

 

これによって研修の効果を最大化することができます。しかし、全てを思い通りにカスタマイズすることは外部研修においては困難な部分もあるため、既存の研修プログラムの中から最適なものを選び、必要な部分だけカスタマイズするという方法が効率的でしょう。

 

 

 

 

質と価格のバランスをどう取る?

質と価格のバランスをどう取るかは、研修計画が成功するかを決定づける要素になります。質を優先するのか、価格を優先するのか、その選択は企業の状況や目指す成果によりますが、結果を最大化するためには、適切な判断基準を持つことが大切です。

 

このセクションでは、質を優先すべきケースと価格を優先すべきケースについて解説します。

 

 

 

質を優先すべきケース

質を優先すべきケースは主に以下の3つが考えられます。

 

① 研修の目的が特定のスキルや知識を高いレベルで身に着けることである場合

特定のITスキルの習得や専門性の高い技術の研修などがこれに該当します。どこでも同じようにとはいかない内容を習得させたい場合は質が重要です。

 

② 研修の対象者が具体的なビジネスの成果を上げることを求められている場合

新規プロジェクトのリーダートレーニングなどが該当します。よりシビアに結果を求められるポジションへの育成をする上で、質を重視したいところです。

 

③ 企業の競争力向上のために、従業員全員のスキルアップが必要な場合

全体の生産性を大幅に向上させる目的で行うDX研修や、強い意識改革と行動変化を促すマインドセットのための研修などがこれに該当します。

 

 

これらのケースでは、研修の質が結果に直結するため、コストを抑えることよりも質を優先すべきです。

 

 

 

価格を優先すべきケース

価格を優先すべきケースとは、以下のような場合です。

 

① 企業が研修に割ける予算が限られている場合

研修に割ける予算は企業によりそれぞれですので、限られた予算の中で行わなければならない場合は価格を優先して選ぶ必要があります。しかしながら助成金が活用できる研修も多くあるので、受給対象になるかどうか検討してみるのも良いでしょう。

 

② 初めて研修を実施するので、まず基本的な内容から始めたいと考えている場合

これまで研修らしい研修を行ったことがなく、まずはお試し的に一度軽めの内容で実施したいという場合は安価なものから始めるのもよいでしょう。その結果によって内容を精査していくことができます。

 

③ 習得がそれほど困難でなく、一般化された内容である場合

使い方や知識がある程度一般化され、企業やプラットフォームによってさほど内容に差がないようなものについては、eラーニングやWEBセミナーなどでリーズナブルに受講させるのがよいでしょう。

 

 

以上のように、内容の濃さや結果へのコミット力によって判断することがおすすめです。

 

 

 

 

成功へ導く研修パートナーの選び方

成功へ導く研修パートナーとは、どのように選べばよいのでしょうか。初めて研修サービスを選ぶ際は、多種多様なオプションから最適な選択をすることが難しいかもしれません。

 

ここでは研修会社の評判や実績、実践的なプログラム、そして研修後のサポート体制といった視点から、どういった研修パートナーを選ぶべきかについて解説します。

 

 

 

研修会社の評判と実績

研修会社を選ぶ際には、その評判と実績を重視することが重要です。ネット上の評価や口コミ、その会社が実際にどのような研修を行ってきたかなどを調査することで、そのサービスの信頼度や成功率を判断する基準となります。

 

また、以前に顧客として利用した企業からの推薦コメントや、研修後にどの程度の成果が上がったかなどの情報も参考にしましょう。

 

これらの情報を通じて、会社の真剣度や研修プログラムの実効性を把握することができます。

 

 

 

実践の豊富なプログラム

実践的なプログラムが充実しているかどうかも、研修の成果を大きく左右します。理論だけではなく、それぞれの職種や業界に特化したケーススタディーやロールプレイ、更にはシミュレーションなど、現場での再現性が高い内容かどうかをチェックしましょう。

 

また、新入社員から経験豊富な幹部まで参加者の階層によってもプログラムは異なります。そのため、研修パートナー選びでは具体的なプログラム内容とその実践性を重視するようにしましょう。

 

 

 

サポート体制とフォローの質

研修サービスを評価する際に重視すべき要素として、サポート体制とフォローの質も欠かせません。研修期間中だけでなく、その後のフォローアップがあるかどうかを確認しましょう。

 

研修後の行動変革を促し、スキルの実践的な適用をサポートする体制が整っているかは大きなポイントです。定期的なフィードバックや参照可能な教材の提供、再学習の機会提供なども重要なフォローの一部と言えるでしょう。

 

 

 

 

東京ITスクールの研修サービス

東京ITスクールの研修サービスを選ぶ理由は、その豊富なプログラム、専門の講師陣、そしてコストパフォーマンスの高さにあります。

 

ITエンジニアの育成をはじめ、業種を問わず受講いただけるビジネススキル、営業力、管理職向け研修など、社員育成を包括的にサポートしています。

 

 

 

充実のプログラムとカスタマイズ性

東京ITスクールの研修は、300種類以上のプログラムから貴社のニーズに合わせて研修プランを組むことができます。階層や職種によって必要な学びを組み合わせ、パッケージ型でのご提案も可能です。

 

組織を活性化させることができる役職者を育成する研修パッケージ

チームの一員として活躍できる若手社員を育成する研修パッケージ

 

 

専門講師による実践的な指導

東京ITスクールでは、専門性と豊富な実務経験、指導実績を兼ね備えた講師陣が研修を担当します。

 

理論だけでなく、現場で即戦力となるスキルを身につけることを重視しています。一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に指導を行い、理解が深まるまでしっかりとサポートします。

 

 

 

コストパフォーマンスの高さ

東京ITスクールは、質の高さと価格のバランスを重視しています。限られた予算の中で、よりよい学びをご提供できるよう日々ブラッシュアップを続けております。

 

また受講にあたっては、助成金の活用が可能なものも多くあります。専門のサポートチームがおりますので、初めて申請する方も安心です。

 

研修サービスをご検討中でしたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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 東京ITスクール 金坂
 SEとしてB2Cアプリ開発、金融系システム開発などを経験後、人事部で採用業務を担当。
 現在は東京ITスクールの講師として新人研修から階層別研修、人事向けセミナーまで幅広く登壇。
 猫を3匹飼っている猫好き。

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