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組織をまとめる!リーダーに求められることとは

公開日:2024年05⽉31⽇最終更新日:2024年05⽉31⽇

組織をまとめる!リーダーに求められることとは

組織をまとめることは簡単なことではありません。しかしチーム、ひいては企業のパフォーマンスを最大化し生き残っていくためには、誰かがやらなければならないことでもあります。どんな組織であっても、それをまとめるリーダーの存在が不可欠です。

 

この記事では、組織をまとめるということ、そしてそのためにリーダーが行うべきことについて解説します。以下の点を深堀していきます。

 

・組織をまとめるためリーダーに求められること

・リーダーシップの実践方法

・効率的なコミュニケーション

・成功するチームビルディング

 

現在リーダー職にある方、そしてリーダーを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

組織をまとめるためリーダーに求められることとは

リーダーに求められる能力やスキルは多岐に渡ります。

 

まずビジョンを明確に描き、それを鮮やかに伝える能力が大切です。このビジョン共有は、チーム全体が同じ方向を目指す基盤となります。また適切なゴール設定とその達成の追求も重要です。これには策略性と行動力が求められます。さらにチームメンバーとのコミュニケーション能力も必要です。聴く力、伝える力、そして対話を通じての信頼関係の構築が求められます。

 

しかしこれらは一朝一夕に身につくものではなく継続的な学びと経験が必要となるでしょう。具体的な内容は順に解説していきます。

 

 

 

 

リーダーシップの実践方法

次に、リーダーシップの実践方法についてまとめます。以下の方法があります。

 

・リーダーシップのスタイル各種

・サーバントリーダーシップの価値

・ビジョンの共有とその伝達方法

・メンバーの成長支援

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

リーダーシップのスタイル各種

リーダーシップスタイルとは、リーダーがチームや組織を導く際の手法や態度のことです。一般的に、オーソリタリアン(指導者中心)スタイル、デモクラティック(参加型)スタイル、ラッセズフェア(自由放任)スタイルの3種類が存在します。

 

オーソリタリアンスタイルはリーダーが全て決定し他者の意見を求めない特性があります。これに対しデモクラティックスタイルはメンバーの意見を重視し合意形成を目指す手法です。ラッセズフェアスタイルはメンバーに自由を許しリーダーが最小限の関与を行うスタイルです。

 

一つのスタイルが全てに適応するわけではなく、ケースバイケースで適切なスタイルを選択することが求められます。

 

 

 

サーバントリーダーシップの価値

サーバントリーダーシップとは、部下やメンバーのニーズを最優先しその成長と発展を支えるリーダーシップスタイルです。その価値は、組織全体の信頼とコミュニケーションの向上、そしてメンバーの満足度と生産性の強化にあります。

 

このような戦略は、組織のパフォーマンスを向上させ、長期的な成功を支える重要な要素となり得るのです。

 

 

 

ビジョンの共有とその伝達方法

ビジョンの共有とその伝達方法については、一言で言えば「心に訴えるストーリーテリング」が必要となります。ビジョンを一方的に伝えるのではなく、共感を生むためのストーリーを紡ぎながら伝えることが重要です。

 

また経営理念や企業文化を具体的な行動や出来事と結びつけながら伝えることでビジョンが具現化しやすくなります。自身の経験やエピソードを交えることでより親近感を持って受け入れてもらいやすくなるでしょう。

 

 

 

メンバーの成長支援

メンバーの成長を支援するには、個々のスキルと能力の向上だけでなく彼らが自信と達成感を持つことが重要です。

 

具体的な手法として、まずは個々のメンバーの強みや能力を把握することが必要です。それにより彼らが最も活躍できる役割に配置することが可能となります。次に定期的なフィードバックと共に成果を明確に評価することでメンバー自身の自己認識を向上させます。

 

またメンバー同士が互いのスキルや知識を共有し合う環境を作ることも有効です。このようなピアラーニングは、新たな視点や発見を促進するだけでなくチームの連携を深める助けともなります。その他にも、外部の専門家を招くワークショップや研修も有効な手段となり得ます。

 

最後にメンバーが自分自身のキャリアパスを描けるように支援することも重要です。個々の目標と企業の目標が連携することでメンバーのモチベーション向上と成長を実現することができます。これらの方法を通じて、リーダーはメンバーの成長を最大限に支援することができるのです。

 

 

 

 

効率的なコミュニケーション

次に、効率的なコミュニケーションはどうでしょうか。以下の点から解説します。

 

・アクティブリスニングの技術

・フィードバックの提供方法

・オープンな対話の促進

・非言語コミュニケーション

 

順に見ていきます。

 

 

 

アクティブリスニングの技術

アクティブリスニングは、意図的に他者の話しを理解し共感し反応を示すコミュニケーション技術です。

 

その手順は、まず話者の言葉に耳を傾け、その内容を理解するところから始まります。次に話者の感情や意見を尊重し自身の反応や理解をフィードバックします。最後に未理解の点や質問があれば、適時確認します。大切なのは話者が主導し聞き手が対話を深める役割を果たす点です。

 

これにより相手が自己開示しやすい空間を作り出します。

 

 

 

フィードバックの提供方法

フィードバックの提供方法について、まず大切なのはタイミングと具体性です。フィードバックは可能な限り早い段階で、そして具体的な事例を挙げて提供することが理想的です。

 

またフィードバックは双方向のコミュニケーションであることを忘れないように。受け取った側にも自分の意見や感想を述べる機会を設け、質問を可能にすることで理解を深めましょう。これらのことを心掛けることでフィードバックから最大限の成果を引き出すことができます。

 

 

 

オープンな対話の促進

オープンな対話の促進は、リーダーが重視すべき領域の一つです。これは、チーム内での意見やアイデアを自由に共有し対等な関係性を保つことにつながります。

 

またエラーや問題に対するフィードバックも正直に交換され、改善に繋がるのです。そのため、リーダーとしては、互いの意見を尊重し合う文化を育むことが求められます。

 

 

 

非言語コミュニケーション

非言語コミュニケーションは、リーダーとして必要不可欠なスキルの一つです。これは、言葉を使わずに他人に意図や思いを伝える能力を意味します。その効果は実際の会話の内容以上に強力で、一部の研究ではコミュニケーションの大半が非言語的に行われると指摘されています。

 

非言語コミュニケーションには、体の姿勢、視線の動き、表情、ジェスチャー、声のトーンや速度などが含まれます。これらを理解し適切に使用することでメンバーとの信頼関係を深めたり、メッセージをより伝えやすくします。

 

非言語コミュニケーションを理解し活用することでリーダーはメンバーとのコミュニケーションをさらに強化することができます。

 

 

 

 

成功するチームビルディング

最後に、成功するチームビルディングについて解説します。以下の点が挙げられます。

 

・ゴール設定の重要性

・役割と責任の明確化

・チームワークを活かす方法

・協力と協業の推進

・困難への対応策

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

ゴール設定の重要性

ゴール設定の重要性は、チームビルディングにおいて必須の要素です。目標が明確でなければ、メンバーそれぞれが自分たちが何のために頑張っているのかわからなくなり、結果としてモチベーションの低下や方向性の喪失を招く可能性があります。

 

具体的なゴールを設定することでメンバー全員が同じ方向を向き、より高いパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。さらにゴールの設定はリーダーとメンバーの間でのコミュニケーションを深める絶好の機会でもあります。

 

 

 

役割と責任の明確化

役割と責任を明確にすることは、チームビルディングの重要なステップです。この理由は二つあります。

 

一つ目は、それぞれのメンバーがどのタスクを担当しどの結果が求められるのかを理解することで個々の成果を最大限に引き出すことが可能になるからです。二つ目は、この明確化がチーム内の誤解や混乱を防ぎ、円滑なコミュニケーションと高い生産性を支えるからです。

 

 

 

チームワークを活かす方法

チームワークを最大限に活かすには、そのメンバーそれぞれの個々の能力を理解し最適な位置に配置することが必要です。また全員が協力し合って目標に向かう為の環境作りが重要となります。

 

さらに定期的な反省会を設け、互いの意見を尊重しながら問題解決や改善点を見つけ出すことも重要です。これによりチーム内のコミュニケーションも活発化し一体感を生み出すことが可能となります。

 

 

 

協力と協業の推進

協力と協業の推進は、全体としては困難に見えるタスクでも個々に分解し協力しながらそれぞれが独自の責任を果たすことで目標達成につながるため重要です。

 

またリーダー自身が先頭に立って協業の価値を示しその重要性をチームに伝えることも必要不可欠です。これによりメンバーは互いを信頼し一緒に働きたいと思う関係性を築くことができます。

 

 

 

困難への対応策

困難への対応策とは、予期しない問題やチーム内の紛争に直面した際に、どのように対応するかの計画や方法です。成功したリーダーは、予期しない問題に対応する能力を持っています。そのためには、まず問題を明確に認識し状況を正確に評価することが重要です。次に問題解決のための具体的なアクションプランを立て、チームにそれを伝達し実行に移すことが求められます。

 

また妥協せず、困難を乗り越えるための新しい解決策を見つけ出す創造力も必要とされます。たとえば問題解決のための「PDCAサイクル」のようなシステマティックなアプローチを取ることで、困難への対応力を強化することができます。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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