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2024年新入社員研修の適切な期間は?平均や決め方のポイント、効果的な研修にするコツを解説

公開日:2023年09⽉07⽇最終更新日:2023年09⽉07⽇

来年度の新入社員研修をどれくらいの期間で実施するか、もうお決まりですか?

 

これまでのフィードバックを踏まえてより効果的な研修をしたいけれど、

 

「適切な内容と期間は自社にとってどれくらいなのだろう?」

「他社はどのくらいの期間で新入社員研修をしているのか?」

 

気になっている方も多いことでしょう。

 

本記事では、適切な研修期間の設定方法や、一般的な期間、外部の研修サービスの活用についても解説します。

新入社員の研修期間の重要性

 

新入社員の研修期間の重要性

 

経営者や育成担当者のみなさまにとって、新入社員の初期育成の重要性は常日頃感じておられることでしょう。 新たに入社するメンバーが、迅速かつ効果的に組織に適応し能力を発揮できるようにするためには、しっかりとした研修が欠かせません。

 

 

 

現代のビジネス環境と新入社員研修

近年のビジネス環境は急速に変化しており、新たな技術や業界の動向、コミュニケーションスキルに対するニーズの高まりなど、様々な要素が社員育成にも影響を与えています。

 

こうした変化に適応し、企業の目標を達成するためには、新入社員が業務において求められるスキルをしっかりと習得することはもちろん、柔軟な発想と対応力を持つことが求められます。

 

 

 

研修期間の役割

新入社員研修の期間設定は、新メンバーが組織になじむだけでなく、将来的なリーダーシップや専門的なスキルを発展させる上でも大変重要です。

 

今後自分たちはこの企業でどのように仕事をしていくのか、自分たちは何を求められているのかを理解し、前向きに業務に取り組んでいくためのマインドセットも研修を通して可能になります。

 

新入社員研修は、新入社員が基本的な業務知識や技術を習得するだけでなく、企業文化や価値観、チームワークの重要性など、組織全体に貢献できる人材になるためにも、非常に大切な期間であると言えるでしょう。

 

 

 

研修期間を設定する際の視点

適切な研修期間を設定するためには、以下の視点を考慮することが大切です。

 

  1. 研修内容の充実度:新入社員が必要なスキルや知識を十分に習得できる内容が含まれているかを確認します。
  2. 個々の成長ペース:新入社員のスキルや経験に配慮して、個別にフォローができる体制が必要です。
  3. 組織文化への適応:組織の文化や価値観に適応するための時間も考慮しましょう。
  4. 目標設定と評価:研修期間内で達成すべき目標をあらかじめ設定し、進捗を適切に評価します。

 

 

新入社員研修の長期的な影響

適切な研修期間を設定し、新入社員が業務へ適応していくためのしっかりとした基盤を築くことで、抵抗感なく業務に向かうことができます。

 

また、適切な期間をかけて育成されたメンバーは、組織の価値向上に寄与し、企業の持続的な成長を支える要素となります。

 

「しっかりと育成してもらえた」という実感が本人の自信やモチベーションアップにつながり、これから頑張ろう!と前向きな気持ちが持てるからです。

 

新入社員研修の期間設定は、経営者や育成担当者にとって戦略的な判断が求められる重要なテーマです。

適切な研修期間を通じて、新たなメンバーが組織に適応し、成長することで、企業の将来への投資となることを理解し、戦略的に取り組んでいくことが重要です。

 

 

 

 

平均的な新入社員の研修期間

 

平均的な新入社員の研修期間

 

調査によれば、一般的な新入社員の研修期間は約2.9ヶ月であり、事務職などでは約1ヶ月程度、技術系の職種では約3ヶ月以上かかる傾向があります。

 

ただし、業界や企業規模によって異なるため、自社にとって適切な期間を選定する必要があります。

 

 

一般的な新入社員の研修期間

 

引用元:エンジニアのためのキャリア応援マガジンfabcross forエンジニア「新社会人・若手社会人の意識調査」

 

 

 

新入社員研修の平均期間は短くなる傾向

新入社員の研修期間は業界や時代によって変動してきました。

 

以前は1年以上の研修期間が一般的でしたが、近年では効率性や多忙なビジネス環境の影響もあり、短い所では1~2週間といった短期間の研修も増えています。

 

 

 

現代の新入社員研修期間の傾向

近年の平均的な新入社員研修期間は、約2.9ヶ月程度とされています。

 

業務に必要なスキルや知識の速やかな習得を図る一方で、入社後の継続的なフォローアップや自己啓発のプロセスも求められます。

 

早い段階で企業の戦力となれる人材を育成することを目的とした場合に、適切な研修期間として上記の期間を設定する企業が多いです。

 

 

 

短期間の研修のメリット

短期集中型の新入社員研修には、以下のような利点があります。

 

  • 効率的な学習: 短期間内で集中的な学習を行うことで、効率的なスキル習得が可能です。
  • 早期の適応: 短期間の研修を経て、早期に実務に入れるため、組織への貢献が早まります。
  • 負担軽減: 長期間の研修に比べて負担が軽く、新入社員自身もモチベーションを維持しやすい傾向があります。

 

 

短期間研修のデメリット

一方で、短期間の研修には注意が必要な部分もあります。

 

  • 研修後のフォローが必須: 短期間では基礎的なスキルや知識のカバーが主となるため、専門的なスキルは別途フォローアップが必要です。
  • 進捗、ストレスの管理: 短期間の駆け足の学習は新入社員にとってストレスとなる可能性があるため、フォローアップやサポート体制の充実が重要です。

 

 

研修期間の柔軟な設定

新入社員の研修期間は業界や職種によって異なるため、一律の期間設定ではなく、柔軟なアプローチが求められます。

 

将来の育成プランや専門スキルを考慮し、研修期間内の適切なフォローと評価を行うことによって、効果的な育成が実現できます。

 

 

 

 

研修期間の決め方

 

 

研修期間の決定には以下のステップをもとに決めるとよいでしょう。

 

 

 

1. 目的・ゴールの設定

新入社員研修の目的やゴールを明確に定義し、必要なスキルや知識を洗い出します。

 

  • 新人研修完了時点で具体的に何ができるようになっていてほしいか(技術)
  • マインド・振る舞いの面で押さえておいてほしい部分は何か(社会人としての意識、マナー)
  • どんな知識をどの程度のレベルで習得していることが必要か(業務知識)

 

こういった点がぼんやりしていると、効果測定なども曖昧になってしまうため、なるべく細かく、具体的に定義しましょう。

 

 

 

2. 研修内容の決定

研修の内容やカリキュラムを作成し、どのような順序でトピックを進めるかを検討します。

 

外部の研修を活用する場合は、事前にカリキュラムの内容をしっかりと精査しましょう。

 

 

 

3. 必要な期間の計算

研修の内容をもとに、必要な期間を算出します。詰め込みすぎにならないよう、無理のない期間を設定しましょう。

 

これらの手順を踏まえて、適切な研修期間を定めていきます。

カリキュラムの作成や、何にどれくらいの時間がかかるのかなどの具体的な部分は、自社内で行う場合数年かけないとわからない部分も大きく、割かれるリソースも大きいです。

 

結果、通常業務に支障をきたすことになってしまうと、育成のために業務が立ち行かないといった負のスパイラルに陥ってしまい、企業の成長の妨げになってしまう可能性も否定できません。

社内的にも、新人社員にとっても、双方に良い形を見極めたいところです。

 

 

 

 

 

プログラミング系研修の場合、おすすめ期間は3ヶ月間

 

プログラミング系研修の場合、おすすめ期間は3ヶ月間

 

さて、研修は実際に何ヶ月受けるのがいいのかという点についてです。

 

事務や一般職の場合であれば、1ヶ月程度の研修でも問題ない場合が多いですが、プログラミングを主体とした新人IT研修の場合、学ぶべき内容についてはかなりボリュームがあります。

 

これまで多くの新人エンジニア教育に携わる私たちから見て、おすすめの新入社員研修期間は3ヵ月です。

 

特にIT未経験のエンジニアであれば、3ヵ月間の研修期間を設け、しっかりとプログラミングの基盤を作ることをおすすめします。

 

新入社員向けJava研修

 

 

 

新人研修にプラスして実践力UP!現場体験型研修

さらに、3ヵ月の研修が終わった後に現場体験型の研修をプラスすることで、現場での機動性を高めることができます。

 

新入社員研修3ヵ月+現場体験型研修2ヵ月、計5ヶ月程度をしっかりと育成に充てることで、現場に出ても先輩の指示を適切に理解し、作業が行えるエンジニアへと大きく成長できます。現場体験型研修をOJTの代わりとして考えるとイメージしやすいと思います。

 

手厚い育成と実践経験が、本人にとっては現場に出る際の自信になりますし、営業にとってはスキルシートの強化にもなります。
研修後の定着率アップのためにも、充分な期間をとり新人エンジニアをサポートすることがおすすめです。

 

現場体験型のJava研修 リアプロ

 

 

 

まとめと研修終了後のステップ

 

まとめと研修終了後のステップ

 

新入社員研修の期間設定は、従業員の成長と企業の発展に直結する重要な課題です。

 

適切な内容と期間を設定し、効果的な研修を実現するためには、専門的な知識やサポートが強い味方となりうるので、外部の研修サービスも含めて検討してみましょう。

 

また、成功した新入社員研修を通じて、組織はさらなる成長と発展を目指すことができます。

 

新入社員研修後は、以下のようなステップで社員の育成を進めていくことが望ましいです。

 

 

  1. 継続的なトレーニング:新入社員研修の後も、継続的なトレーニングプログラムを提供し、スキルを磨き続ける機会を提供します。

  2. フィードバックの活用:得られたフィードバックを活用して、研修の改善点や強化すべき領域を特定し、次回の研修に反映させます。

  3. メンタリングとコーチング:経験豊富なメンターによるサポートやコーチングを提供し、新入社員の成長を助けます。

  4. 技術革新への適応:技術や業界の変化に合わせて研修プログラムを更新し、新たなスキルの習得をサポートします。

  5. 成果の測定:研修の効果を定量的および定性的に評価し、組織の目標達成にどのように貢献しているかを把握します。

 

 

このようなステップを繰り返すことで、若手社員の継続的な成長が見込めます。

 

近年、メンター制度を取り入れる企業がますます増えています。

「気にかけてもらえている」「相談に乗ってくれる人がいる」と感じられることで、離職率の低下や帰属意識の向上にもつながるんですよね。

 

新入社員研修は、組織の未来を形作る重要なステップです。継続的な努力と改善を通じて、新入社員の成功と組織の成長を共にサポートしていきましょう。

 

本記事がご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

東京ITスクールの新人IT研修

東京ITスクールの新人研修

 

最後に、私たち東京ITスクールの新入社員向けIT研修サービスをご紹介します。

 

大切な新入社員の皆様を、現場で即戦力となれるIT人材へと育成いたします。

デジタル人材の育成に課題をお持ちの企業様は是非とも活用をご検討ください!

 

 

 

経営者が選ぶ新人IT研修No.1|確かな実績があります

東京ITスクールは教育事業実績16年目を迎え、累計受講者数13,000名を突破。

経営者が支持する新人IT研修No.1にも選出されました。

 

研修に関するお悩みやご要望に寄り添い、最適な期間とカリキュラム・育成プランをご提案します。

研修中はもちろん、受講後のフォローアップも万全の体制を整えています。

 

初めて研修の外注を考えている育成担当者様も、お気軽にご相談ください。

 

東京No.1の新入Java研修 – 東京ITスクール

 

 

 

技術だけでなく、マインド面の教育も充実

私たち東京ITスクールは、業務のための技術面のスキルだけでなく、社会人としての心構えやビジネスマナー、立ち振る舞いなどのマインド・コミュニケーション面での教育プログラムにも力を入れています。

 

育成経験豊富な講師陣が、学生から社会人へのマインドセットをしっかりとサポートします。

 

 

 

助成金の活用で、費用負担ほぼ0円で研修が実施できます

費用面での不安がある方もご安心ください。東京ITスクールの新人研修には、国の助成金を活用することが可能です。

 

申請の手続きについても、専任サポートチームがしっかりとバックアップしますので、書類作成などについても不安なく行っていただけます。

 

是非お気軽にお問い合わせください!

 

Java研修などIT研修で活用できる助成金【人材開発支援助成金について徹底解説】

 

 

 

 

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待機期間も成長の機会に!研修で受託開発経験が積める

新人研修後、OJTを行いたいが社内に体制がないといった場合や、新人研修後すぐに現場が決まらない場合など、実務と変わらない内容で受託開発を体験できる体験型研修「リアプロ」の受講がおすすめです。

 

研修で学んだばかりのプログラミング技術を活用して実務の経験を積めるため、実践でより学びを深めることができ、エンジニアとしてのスキルアップにつながります。

 

受講生の特性を見てリーダーポジションを担ってもらったりなど、個々のスキルレベルに応じた対応が可能です。

 

 

 

スキルシート強化で案件獲得率UP

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現場体験型のJava研修 リアプロ – 東京ITスクール

 

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お気軽にお問い合わせください!

 

 

 

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 東京ITスクール 金坂
 SEとしてB2Cアプリ開発、金融系システム開発などを経験後、人事部で採用業務を担当。
 現在は東京ITスクールの講師として新人研修から階層別研修、人事向けセミナーまで幅広く登壇。
 猫を3匹飼っている猫好き。

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